サードパーティに頼らず、WindowsOSの機能だけで作ってみたかったので、ほぼVBScriptだけでくみ上げてみました。
そんなマゾヒズム感全開なエントリがこちらです。
今回は第2回です。
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必要性
「発報」はMSのIMEの漢字変換で出てこないんですが、多分業界では一般的な言葉だと思います。無人で監視しているシステムで異常が起こって、その監視しているPCや監視対象のサーバー上でエラーダイアログが出ても、気づくことはできませんので、異常を検知したらメールでお知らせしてくれるようにします。
24時間の監視をするなら、携帯メールも送信先に入れておく必要もあるかもしれませんね。
コード
「VBScript+メール送信」で検索すればコードはごろごろ転がってるんで、それを参考に書き直してみました。このシリーズではメール送信単体で使うことはなく、「異常を検知したらそれを知らせる」必要があり、それに適した形に書いています。
ポイントはこのスクリプトを単体のファイルとして保存し、外部ファイルから呼び出せるようにすること。
呼び出すときに件名と本文を指定できるよう、引数を受け入れること。
自らがSMTPサーバー機能を持っていなくてもよいように、外部のSMTPサーバーに接続するパターンにしています。
例えば社内ネットワークの中にあるSMTPサーバーなど、自由に接続できる場合はよいのですが、接続するのにユーザー名/パスワードが必要になるなら25,26,82,83,84行目のコメントアウトを外して適宜変更してください。
本文エンコードは一応「ISO-2022-JP」にしていて、ほとんどのメールクライアントはこの文字コードに対応していると思っていますが、文字化けして読めないようなら変えてください。
(iPhoneのメールとWindows版Outlook2003,2010では読めることを確認しています。)
次回はVBScriptでサービス監視をします。
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