MobileCubeとは
NETWORK CONSULTING社の製品でWiMAXの通信網に対応しているモバイルルーターである。
WiMAX対応のモバイルルーターの中では最小クラス、最軽量なのが最大の売り。
少し使ってみての使用感をレビューしようと思う。
.
公式サイト
外観
まずはやはり小ささ。どのモバイルルータと比べてもそれらは突出しており、謳い文句に嘘はない。
これと比較して遜色ないのは初代のPocketWiFi(w/標準バッテリー)くらいだろう。
参考までにiPhone4Sとの比較
iPhoneとはあまりマッチしないが、野暮ったさがなく、デザインは悪くない。
なんの偶然か、ツレの白iPhone(w/ケース)とはマッチしてる。
重量
驚きの69gという軽さ。iPhone4Sの重量が140gであるから丁度約半分しかない。
初代PocketWiFi(w/標準バッテリー)の80gよりもさらに軽いのだ。
「モバイル」とはこうあるべきだろう。
起動の早さ
これもMobileCubeのウリのひとつ。スタンバイ状態から20秒ほどで待ち受け状態になる。これは早い。
なお、電源ボタンを2秒押すとスタンバイになるのだが、5秒ほど押し続けるとシャットダウンになる。
シャットダウンした場合は電源を入れてから待ち受け状態になるまでに100秒ほどかかる。
これは他のWiMAX製品と変わらないのではなかろうか。
ただ、後述するが筆者は日常的にはスタンバイ状態にしてないのであまり恩恵を受けてない。
インジケーター
他のWiMAXルーター同様でランプだけ。よって信号強度も色で判別する。これが意外に難点で、オレンジ色(信号弱)なのか赤(信号なし)なのかの区別がつきにくい。
個人的にWiMAXで一番ダメだと思うのはココ。
e-mobileのように液晶が付いていればよいのに、といつも思う。
<インジケータの写真>
MobileCubeの場合は「余計な機能を捨てて小型化」と言っているのでまぁしかたないか。
左から、電源、Wi-Fi、WiMAX。
WiMAXが緑点灯しているところはあまり見たことがない。
電源は 緑→オレンジ→赤→赤点滅 となるが具体的な残量はわからない。
バッテリー
連続10時間とあるがこれもほぼ謳い文句どおりだ。日常的な使い方としては寝ている間に充電してWiFiオンのまま持ち歩き、使いたいときに使う。
夜帰宅するころでもまだバッテリーはもっている。
今のところ、使うときだけ電源を入れる、とか使うときだけWiFiをオンにする、といったことをする必要はない。
といっても、自分の場合ほぼプライベート用で仕事は別の有線を使うので一日中使っているわけではない。
電波
これは他のWiMAXルーターと変わらないであろう内容なのであまり深くかかないが、今のところまだe-mobileの方がエリアが広いように思う。また、建物の中の方ではつながらないことが多い印象。
充電
カバーをめくり、マイクロUSBケーブルを差し込む。(マイクロUSBポートの横にある小さな穴はリセットボタン。/押すと工場出荷状態になる)
純正のクレードルはない。
GP02用に購入した社外品のクレードルに刺してみたところ、
カバーが出っ張っているので若干斜めに刺さってしまうが、充電はできた。
商品はコレ↓。PocketWiFi GP02のために購入したもの。
HUB付きスマートフォンクレードル MICROUSB-FCH
プロバイダ
プロバイダでサポートや料金が決まる。特に料金は重要なところだ。ヨドバシやビックカメラなどの大手量販店で扱ってくれるのを期待したのだが、自分が購入する段階ではほとんどの量販店で扱いはなかった。
店頭でUQのジャンパー着た人に「MobileCubeは取り扱う予定ありませんか?」と聞いても「なんですかソレ」的な応対だった。
とりあえずインターネットで簡単に見つけられるのは価格.comだろう。
価格.com
DTIなんかは安いし安心かもしれない。
ちなみに筆者は知人の真似をしてドスパラで契約した。
ドスパラ
ハリーポッターのMicroSDとか付いてきたが絶対見ないのでハードオフでうっぱらったら1枚50円だった。
後(2012/03/09)に会社帰りに新宿のビックカメラに寄ったときにUroad-SS10を取り扱い始めたのを知った。
手にとって見たが、予想通り大きさと重量ではMobileCubeが勝っているのを実感した。
「最薄」といってもほとんど差がない。
大きさ以外での違いは「WiMAXハイパワーWiFi対応」と「iPhoneにもマッチしそうなデザイン」。
ちょっと気になる機種ではあるが、MobileCubeが当然2年縛りなので手は出せず。
Uroad-SS10 (UQ)
次回予告
次回は使用していて遭遇したトラブルについて書く予定。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。