注意
この記事ではiPhoneの脱獄に触れますが、コレは他者に対して推奨するものではなく、この記事を参考に行ったいかなる行為についても責任を持ちません、云々かんぬん以下お決まりの文言を省略します。経緯
別のブログのためにどうしてもiPhone4Sの画面録画をしたかったのですが、デフォルトではその機能はありません。もう一台あるiPhoneのカメラで動画撮影してみたのですが、画面いっぱいになるようにカメラを近づけるとピンボケしてしまいます。他に動画を撮影する機材は持ってません。
そこで、「Display Recorder」っていうアプリ(要脱獄)です。
これで表示されている画面を録画ができるようになります。
ところが、今度は音が録音されなくてちょっと困ります。
最初は音なしの動画を撮影して我慢していたのですが、どうも物足りません。
とまぁいろいろ試行錯誤して、Macを持ってない私がたどり着いた結果を共有しようと思います。
先にバラしておきますが、相当アナログな感じです。期待せずに読んでください。
こだわった点
出来るだけPCに頼らないこと。用意するもの
- 脱獄済みのiPhone4S
- ボイスレコーダー
私の場合はもう一台の(嫁の)iPhoneです。録音するだけなのでこちらは未脱獄で大丈夫です。 - Display Recorder Cydiaで4.99$
- iPhone版iMovie AppStoreで4.99$
こんな人はあきらめてください。
- 脱獄がなんなのかわからない人
- Cydiaアプリにお金をかけることに躊躇する人
- 10$が用意できない人
- 静かな環境を用意できない人
手順
脱獄の手順は省略します。各自がんばってください。がんばれない人はあきらめてください。
Display Recorderをインストールします。
- Display RecorderはBigBossリポジトリなので素のままでもCydiaで検索すれば出てきます。
この記事を書いている時点でバージョンは1.3.1です。 - インストールすると「設定」の中に「Display Recorder」の項目が追加されます。
この中で「VideoFormat」を「H.264」に、ゲームの録画なんかをする場合は「OpenGL capture」を「オン」にします。
ちなみに「H.264 + Mic」という項目が選べますが、この形式で録画をするとiPhoneから音声がでなくなり周囲の音声をマイクで拾います。
どうも音声出力と録音を同時に行うことはデバイスの構造上できない仕様のようです。 - 高画質にこだわるなら「Video Quality」は「High」がよいでしょう。
- YouTubeに動画をアップする予定があるとしても、「Display Recorder」からはアップしないのでYouTubeアカウントの入力は不要です。
- 「Activation」もインストールされている場合は「Activation Methods」で「Display Recorder」の「録画開始/終了」のボタン操作を指定できます。
私の場合は「ボリューム下ボタン長押し」のみにしています。
録画と録音
- Display Recorderで録画すると同時にボイスレコーダーで録音を開始します。
iPhoneで録音する場合は標準アプリの「ボイスメモ」で十分です。
操作する音が紛れ込むのが困るなら防振マットの上などにiPhoneを置いて操作するとよいでしょう。
また、背後で音がしていると拾ってしまいます。テレビなどは音を消しましょう。
(「静かな環境」はこのために必要なのです。)
動画や音声の長さはあとで簡単にトリミングできるので、前後に余裕をもって長めに録画・録音するようにします。
ただし、あとで結合する際に手間になるので「録画開始」と「録音開始」はできるだけ近くなるよう気を配ります。 - 録画が終了したらSpringBord上の「Display Recorder」のアイコンをタップして起動し、録画した動画を「Add to Camera Roll」でカメラロールにコピーします。
映像と音声の結合
- ここでiMovieが登場します。
- iMovieが起動したら「+」マークで新規プロジェクトを作ります。
- 左下ビデオボタンで先ほどカメラロールにコピーした動画を選択します。
- 動画のカーソルは一番左に戻しておきます。
- ボイスレコーダー(または別のiPhone)で先ほど録音した音声を再生する準備をします。
ここでも外部の音声を拾ってしまうので、テレビの音声を消したりしてください。 - iMovieのマイクボタンをタップし、録音の準備をします。
- 「録音」ボタンをタップすると3秒のカウントダウンが始まるので、ころあいを見計らってボイスレコーダーの録音音声の再生を開始します。
- 最初は20秒くらいで止めて音ずれがないかを確認(三角ボタン)するとよいです。
ずれるようなら音声再生のタイミングをずらしながら音ずれがなくなるタイミングを探してください。
開始位置がずれすぎていてあわせづらいときは事前にどちらかをトリミングしておくとよいです。 - 最後音声と動画が終わるタイミングを合わせて保存して終了します。
- YouTubeで共有したければiMovieからアップロードすると効率的かつ高画質を維持できます。
カメラロールに保存してからではなく、プロジェクトからアップロードしたほうがよいでしょう。
静かな環境を作るポイント
嫁のiPhoneを使う関係もあり、嫁が寝てからやりました。そうすれば無駄な会話や物音をさせる心配はありません。
あとは本文中にも記載したテレビやラジオ。
それから突然猫が鳴いたりしないよう、餌はちゃんとあげておきます。
救急車など外的要因はあきらめるしかありません。
静かになるまで待ちましょう。
とまぁ、私の場合こんな感じです。
他の方でもっと効率的な方法をご存知だったら是非教えてください。
(ただしMacなしでもいける方法で)
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