iPhoneとBluetoothイヤホン その4 HBH-IS800 レビュー

いやー、またずいぶん間が開いてしまった。
このエントリはホント前回のあとすぐに書く予定だったんだけど、
気分が乗らないうちに天災やら人災やら色々なことが起こってしまって。

でもやっとその気になれたのでまとめます。
が、まえおきを読んでない方は先に読んでから戻ってきてください。
まえおき




今回レビューする HBH-IS800 は個人的に「これ以上のものはない」と思ってる逸品。
ずいぶん前に買ったんだけど、今でも愛用している。

画像については他の方のブログに詳しかったのでそちらをみていただければよいかと思う。
iPhone4でBluetoothヘッドセットHBH-IS800を使ってみました

最大のメリット

なんといってもその軽さ（12g）、そして取り回しやすさ。これにつきる。

光あるところに影もある

そのメリットゆえ犠牲になっている部分がちらほらあるのも事実。
ただメリットが大きすぎるゆえ、はっきり言って俺は目をつぶれる。
いやむしろ、そんな影がかわいく見える。

電池のもち

連続使用で4時間。これは他の機器と比べるとやはり少ない。
体感では3時間くらいだろうか。
使用しなくても電源を切り忘れてカバンにしまってしまうと翌日にはほとんど残っていない。
使った日は必ず充電するようにしている。

特殊な充電端子

上記ブログでみていただければわかるが、汎用性の一切ない端子だ。
どうやらSony Ericsson独自規格らしい。
充電が切れることを想定して「自宅と会社に充電環境を」と思うなら
海外製の充電用USBケーブルを買い足すのがよいのかもしれない。

再生・停止（通話）ボタンしかない

っていうかボタンが一つしかない。
いわゆる「早送り」「曲送り」のような芸当はできない。
そもそもiOSが対応してないんだけどね。
あと、電源を切ろうと長押ししてうっかり手を離してしまうと「音声コントロール」・・・・

音量問題(解決済)

HBH-IS800はiPhoneと相性が非常に悪かった。それがこの音量問題である。
上記のブログにも「iOS4からBluetoothヘッドセットの音量コントロールがiPhone本体からできるようになりました」と書いてあるが、逆に言うと「iOS3.xまではBluetoothヘッドセットの音量コントロールがiPhone本体からできませんでした」ということである。
正確に言うと「iPod機能の」音量コントロール。
iOS3までのiPod機能はBTイヤホンをつなげると音量調整のスライドが非表示になる。
「音量調整はBT機器側で持っているだから俺は変えないよ」っていうことらしい。
ところがこのHBH-IS800は音量調整機能を持っていない。
大きさやデザインからしてそんなものは配置できないのだ。
マニュアルには「音量の変更は携帯電話の取扱説明書を参照してください」的なことが書いてある。
前から歩いてきた人とすれ違おうとして同じ方向によけてしまい衝突しちゃった感じ。

ところがさらに苦難は続く。
「音が聞けるんだから音量調整ができないのを我慢すれば」と思ったかもしれないが、そうは問屋がおろさない。
iPhoneとペアリングしていざ音を出してみるとこれが大音量すぎて聞けたものではないのだ。

これらには他の購入者たちも大いに悩まされたと思われる。

結局、「iPhoneに入れるすべての曲のデータ自体でゲインを下げて音量をもともと小さくしておく」という強引な方法で乗り切ることにしていた。
これがiOS4以降はBTイヤホンとペアリングしても音量調整のスライドが表示されているようになり、問題は解決したのである。



そんなわけで私の一押しBruetoothイヤホンを紹介できたのでこのシリーズは終わり。


ソニーエリクソンHBH-IS800　ステレオ Bluetoothワイヤレスヘッドセット