このシリーズの意図
自炊したPDFをKindle3に入れてどのくらいの文字の大きさで表示されるのかを、具体的に画像を交えて比較していく。なお同じサイズの本であっても、印字されている文字の大きさや余白の大きさによって結果は変わる。
あくまで参考程度にしていただきたい。
今回の犠牲者
今回はB6サイズである。長さは128mm×182mmで、大きさとしては技術評論社のポケットリファレンスなどが近い。
今回選択した本はこちら。
「ナチス・ドイツ ある近代の社会史 デートレフ・ポイカート著」
また縦書きの本だ。
ちなみに現行品とは表紙のデザインが違う。
Kindle3の本体とほぼ同じ大きさである。
(ちなみに上の写真でKindleの画面に表示されているのはスクリーンセーバーのようなもの)
今回は事情により白黒でスキャンしている。
結果
トリミングなしの状態のPDFのスクリーンショットがこちらこれをAcrobatでトリミングする。
今回はページ数も章のタイトルもカットした。
Kindle3に入れて表示してみる。左は裁断された本の同じページ。
拡大するとこんな感じ。
参考までに1円玉をおいてみた。
参考までにもう一枚。
感想
文字の大きさはさらにさらに小さくなった。この大きさだとかなり読みづらい。
「読めないことはない」と言えなくもないが、目が疲れてしまいそうで、電子インクの恩恵があまりない。
もはや断念すべきサイズといえるのではなかろうか。
さて次回は懲りずにA5版の予定。
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